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論文

Radiation-modified hydrogel based on poly(N-vinyl-2-pyrrolidone) and carrageenan

Relleve, L. S.*; 吉井 文男; Dela Rosa, A.*; 久米 民和

Angewandte Makromolekulare Chemie, 273, p.63 - 68, 1999/07

放射線分解型多糖類のカラギーナンと親水性モノマーのN-ビニルピロリドン(VP)との水溶液を照射し、得られたハイドロゲルの特性を調べた。重合橋かけポリVP(PVP)ハイドロゲルの気泡生成が4%カラギーナン添加により防止できた。PVP/カラギーナンハイドロゲルは、PVP単独のハイドロゲルよりもゲル分率、水膨潤率、ゲル強度が大幅に増加する興味ある結果を得た。これは、重合橋かけによるPVP網目構造にカラギーナンのグラフト化や分解したカラギーナンの絡み合い効果によると考えられる。

論文

Radiation-induced graft polymerization of styrene onto poly(3-hydroxybutyrate) and its copolymer with 3-hydroxyvalerate

K.Bahari*; 三友 宏志*; 円城寺 太郎*; 長谷川 伸; 吉井 文男; 幕内 恵三

Die Angewandte Makromolekulare Chemie, 250, p.31 - 44, 1997/00

 被引用回数:32 パーセンタイル:76.49(Polymer Science)

生分解性ポリマーの成形加工中の熱分解を制御する研究の一環として、ポリ(3-ヒドロキシブチレート)(PHB)へのスチレンの放射線グラフト重合を行った結果、次のような知見を得た。1)前照射グラフト法により、グラフト率は重合温度及び線量を変えることにより、最高40%のものが得られた。2)低温で照射したPHBにスチレンモノマーを気相で導入すると、室温ですべてのラジカルが成長ラジカルに転換した。3)成長ラジカルは70$$^{circ}$$Cという高い温度でも観察でき、グラフト重合とともに減衰した。4)グラフト物を310$$^{circ}$$Cまで加熱して幹ポリマーのPHBを熱分解し、枝ポリマーを回収した。5)グラフト重合時間により後期のグラフト率の増加は、分子量の増加ではなく、分子鎖数の増加であった。

論文

Effect of pre-irradiation on radiation stability of co-polypropylene

Manaf, I.*; 吉井 文男; 幕内 恵三

Angewandte Makromolekulare Chemie, 227(1), p.111 - 120, 1995/05

 被引用回数:2 パーセンタイル:17.14(Polymer Science)

不活性ガス雰囲気中で前照射した2.5%のエチレン鎖を含むポリプロピレン粉末の熱成形により得たシートの透明性と照射効果を調べた。前照射により分岐構造ができるため成形中に微結晶が生成して、成形シートの透明性が改善できた。透明性は前照射線量の増加とともに顕著に向上した。40kGy以上照射した試料は、透明性改良剤を添加したポリプロピレンよりも透明性がよくなることが分かった。さらに、前照射粉末試料より得た成形シートの照射効果を検討した結果、前照射により生成した分岐構造が、溶融成形後の結晶化中にラメラ間を結ぶタイ分子鎖数を増加させた。そのため成形シートの照射による伸びの低下が少なく、耐放射線性もよくなることが分かった。

論文

Effect of styrene content and ZnO-stearie acid on the mechanical properties of radiation-vulcanized styrene-butadiene rubber(SBR)

H.A.Youssef*; M.M.A.Aziz*; 吉井 文男; 幕内 恵三; A.A.E.Miligy*

Angewandte Makromolekulare Chemie, 218, p.11 - 21, 1994/00

 被引用回数:7 パーセンタイル:36.28(Polymer Science)

スチレン-ブタジエンゴム(SBR)のスチレン含有量が23.5%と46%について、カーボンブラック(50phr)と酸化亜鉛(3phr)を混練した中にテトラメチロールメタンテトラアクリレート(四官能性モノマー,A-TMMT)を0.025mol/100gゴム添加し、種々の線量照射した。その時の加硫物の物性へのスチレン含有量と酸化亜鉛の影響を調べた。硫黄加硫の補強剤として添加する酸化亜鉛は、放射線加硫に対しても引張り強度や引裂き強度の改善に効果的であった。特にスチレンが23.5%のSBRにより効果的であった。引張り強度最高値は18MPaに達し、この値は酸化亜鉛無添加の20%増である。酸化亜鉛による強度の増加は、多官能性モノマーによる放射線加硫を行った場合のみ顕著であった。酸化亜鉛添加試料は、ゲル分率が高いことから橋かけ密度の増加に寄与している。

論文

Volume change by solvent and temperature of poly(vinyl alcohol) crosslinked by electron irradiation

吉井 文男; A.Sudradjat*; D.Darwis*; M.T.Razzak*; 幕内 恵三

Angewandte Makromolekulare Chemie, 208(3538), p.39 - 46, 1993/00

 被引用回数:2 パーセンタイル:15.1(Polymer Science)

従来のポリビニルアルコール(PVA)ハイドロゲルは、熱に対して極めて弱く、60$$^{circ}$$Cでゲルが溶解した。しかし、熱処理して照射したPVAハイドロゲルは煮沸およびオートクレーブ滅菌をしても溶解することなく弾力性のあるゲルであることを見出した。今回はこのようなゲルの温度および溶媒による容積変化と機械的性質を調べた。一度煮沸したゲルは強度が低下するが、アセトンに浸漬すると、すみやかに脱水し、強度は煮沸前の2倍の値になる。これを室温の水で膨潤させると煮沸時よりも高い強度を示す。この煮沸-アセトン-室温膨潤を何回繰返しても各ステージでは常に同じ値を示した。煮沸した試料は、温度の降下とともに膨潤率が増加し、冷却後温度を上げると膨潤率は減少した。これも温度の上昇と降下で膨潤と膨潤の減少を繰返した。以上の結果、耐熱性ゲルが調製できたことから、PVAにも熱応答性ゲルとしての性質があることが分った。

論文

Improvement of ageing properties of rubber films prepared from radiation-vulcanized natural rubber latex

吉井 文男; S.Kulatunge*; 幕内 恵三

Angewandte Makromolekulare Chemie, 205(3537), p.107 - 115, 1993/00

 被引用回数:9 パーセンタイル:43.85(Polymer Science)

放射線加硫天然ゴムラテックスから調製したフィルムの耐老化性を改善するために酸化防止剤の選択を行った。酸化防止剤としては14種類を用い、次の方法により選んだ。放射線加硫ラテックスフィルムで約97%のゲルのある試料を酸化防止剤の共存下で酸素をバブリングし、酸化劣化によるゲルの減少量を測定した。ゲルの減少量が少ないほど酸化防止効果があると言える。その結果、Nonflex TNPとAntage DAHがゲルの低下が最も少なかった。したがって、この酸化防止剤を放射線加硫ラテックスに添加し、フィルムの耐老劣化性を調べた結果、100$$^{circ}$$C、20時間の老化では強度の低下がなく加硫ラテックスフィルムの酸化防止剤として有効であることが分った。また、酸素バブリング法による溶媒抽出は、最適な酸化防止剤を選ぶのに有益な方法であることが分った。

論文

Durability of radiation-sterilized polymers, XIII; The effects of nucleating agent on the oxidative degradation of poly(propylene-co-ethylene)

Z.A.Kadir*; 吉井 文男; 幕内 恵三; 石垣 功

Angewandte Makromolekulare Chemie, 174(2905), p.131 - 140, 1990/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:36.94(Polymer Science)

前報に引続きエチレン鎖を6%含むランダムおよびブロック共重合プロピレン(CPP)の酸化劣化への造核剤の影響を調べた。プロピレン単独重合体と異なりCPPでは造核剤を添加しても透明性は向上しないが、結晶化速度が増大した。耐放射線性はプロピレン単独重合体と同様に造核剤の添加により低下した。球晶の大きさは造核剤添加により著しく小さくなり、形も円形とは異なったものであった。さらに造核剤添加試料は、粘弾性やパルスNMR測定から分子全体がリジットになっていることも分かった。

論文

Durability of radiation sterilized polymers, XIV; The Effect of nucleating agent on the melt behaviour of irradiated polypropylene

S.H.Aziz*; Z.A.Kadir*; 吉井 文男; 幕内 恵三; 石垣 功

Angewandte Makromolekulare Chemie, 182(3104), p.187 - 191, 1990/00

 被引用回数:1 パーセンタイル:10.78(Polymer Science)

ポリプロピレン(PP)樹脂を用いた医療用具は、製品の透明性と成形サイクルを上げるために造核剤(NA)を添加するが、そのNAの照射PPの融解挙動と分子量への影響について調べた。分子量は線量とともに著しく低下するが、造核剤の共存する系ではNAのない系に比べ低下しやすい。最初の融解(1st run)の結晶融点(Tm)は、NAの添加により分子切断が起きやすいために著しく低下する。さらに1st run後、温度を下げ結晶化し測定した(2nd run)Tmは、1st runと異なりNA添加の方が高い。これはNAが共存すると分解しやすくなって分子鎖が短くなるために結晶化の時に分子鎖の再配列が起きやすくなるためと考えられる。

論文

Radiation grafting of hydrophilic monomers onto poly(4-methylpentene-1), I; Grafting of acrylic acid

Y.S.Soebianto*; 吉井 文男; 幕内 恵三; 石垣 功

Angewandte Makromolekulare Chemie, 149(2413), p.87 - 99, 1987/00

 被引用回数:11 パーセンタイル:54.1(Polymer Science)

結晶化度の異なるポリメチルペンテン(TPX)に種々の条件下でアクリル酸をグラフト重合した。真空中前照射によって生成したラジカルは真空中前照射のパーオキシラジカルよりも著しく安定であった。結晶化度の高い試料(34%)は真空中照射のみグラフト重合を起した。低結晶化試料(24%)では真空中,空気中いずれでもグラフト重合が起きた。グラフト重合の初期速度は、低結晶化試料の方が高結晶化試料よりも速い。XMAより低結晶化試料においては、グラフト反応が反応時間とともに試料表面から内部へ進み、反応時間の長い試料は内部まで均一にグラフト重合が起きた。一方、高結晶化試料では、表面からわずかに入ったところまでしかグラフト反応は進まなかった。

論文

Radiation grafting of hydrophilic monomers onto poly(4-methylpentene-1), II; Grafting of long chain monomers and physical properties of the grafted films

Y.S.Soebianto*; 吉井 文男; 幕内 恵三; 石垣 功

Angewandte Makromolekulare Chemie, (2484), p.159 - 168, 1987/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:45.54(Polymer Science)

低結晶化度のポリ(4-メチルペンテン-1)(TPX)へアクリル酸(AAC)に比べ分子鎖の長い2-ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)とメトキシテトラエチレングリコールメタクリレート(M4G)の前照射法によるグラフト重合を行った。グラフト速度は、分子鎖が短いほど速かった(AAC$$>$$HEMA$$>$$M4G)。照射条件による重合速度の影響では、真空中$$gamma$$線照射$$>$$空気中電子線照射$$>$$空気中$$gamma$$線照射の順であった。これはラジカル濃度に対応し、ラジカル濃度が高いほどグラフト速度は大きかった。グラフトポリマーの含水率は、同じグラフト率で比較してもグラフトモノマーにより異なり、AAC$$>$$M4G$$>$$HEMAの順であった。AACの場合は、分子鎖が短いためにフィルムの中まで十分拡散し、均一にグラフト重合が起こるために含水率が高いものと考えられる。

論文

Synthesis of hydrophilic elastomers by radiation grafting

Y.S.Soebianto*; 吉井 文男; 幕内 恵三; 石垣 功

Angewandte Makromolekulare Chemie, (2483), p.149 - 158, 1987/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:45.54(Polymer Science)

エチレンとプロプレンの組成の異なるエチレン-プロピレンゴム(EPR)へのアクリ酸(AAC)の空気中電子線による前照射グラフト重合を行った。グラフト率は生成したラジカルが不安定なために前報のポリ(4-メチルペンテン-1)に比べると極めて低かった。反応液AACと水の中にアルコールを添加するとホモポリマーの生成が抑制でき、グラフト率が増加した。グラフト率はプロピレン含有率により大きく異なり、プロピレン量の増加とともにグラフト率は低下した。この結果は生成したラジカルの安定性と良く対応し、グラフト重合が起きやすいEPRほどモノマーを添加する前のラジカル濃度が高かった。生成したラジカル種は、照射直後は、アルキルラジカルとパーオキシラジカルの二種であるが、昇温とともにアルキルラジカルは急激に減少し、パーオキシラジカルのみが残った。

論文

Durability of radiation sterilized polymers,V; Depression of molecular weight and melting point by oxidation

吉井 文男; 幕内 恵三; 石垣 功

Angewandte Makromolekulare Chemie, 143, p.75 - 83, 1986/00

 被引用回数:7 パーセンタイル:44.94(Polymer Science)

ポリプロピレンの単独重合体とエチレンを6%含有する共重合体の$$gamma$$線と電子線照射による分子量と融解挙動を調べた。$$gamma$$線照射した試料は、電子線よりも分子量の低下が大きく、機械的物性の結果とよく対応した。エチレンを含む共重合体は、照射による機械的物性の低下が単独重合体よりも小さいにもかかわらず、分子量の減少は、単独重合体と同じであった。熱測定では、エチレンを含むと、単独重合体よりも低い温度から融解を開始し、ピーク温度も低い。これらのことから、エチレンはポリマークの形態を変えるが、照射中の分子切断を抑制する作用はないことが分った。したがって、照射したポリプロピレンの機械的性質にはポリマーの形態が極めて重要であることが明らかとなった。

論文

Immobilization of microbial cells in membrane form by radiation-induced cast-polymerization

熊倉 稔; 嘉悦 勲

Angewandte Makromolekulare Chemie, 115, p.75 - 86, 1983/00

 被引用回数:5 パーセンタイル:38.39(Polymer Science)

放射線低温注形重合により菌体の固定化を行った。固定化に使用したモノマーは親水性のポリエチレングリコルデメタクリレート、トビロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ポリエチレシグリコールジアクリレートで、固体化物の形状は膜状で膜厚は0.1~1.6mmであった。固定化菌体の活性は膜厚とモノマー濃度に依存して変化し、膜厚は薄いほどまたモノマー濃度も低いほど活性は高くなることが明らかになった。また、種々な多厚性物質を添加することによりさらに活性が高くなることがわかった。ミハエリス定数について膜厚および多厚性物質の添加濃度を変えて測定した結果、膜厚は薄いほど、添加物濃度は低いほど小さくなることが判明した。また固定化菌体のpHおよび熱安定性についても調べた。

論文

In-source and post-polymerization of long chain monomers $$gamma$$-irradiated in urea canal complexes

吉井 文男; 嘉悦 勲

Angewandte Makromolekulare Chemie, 69(989), p.1 - 13, 1978/00

 被引用回数:6

尿素と種々のモノマーとの包接化合物およびそれらの放射線重合(包接重合)について検討した。その結果、これまでの包接化合物よりも比較的分子鎖の長いヘキサンジオールジアクリレート(HDDA)とヘキサンジオールモノアクリレート(HDMA)が25$$^{circ}$$Cで、グリシジルアクリレートが0$$^{circ}$$Cで包接化合物を短時間のうちにつくった。それらは低温でしか安定に存在しない。これまでの包接化合物にくらべて、室温以上でもきわめて安定である。その構造は六方晶系であった。重合速度は照射線量が増すほど、また、照射温度が高いほど大きい。ラジカルは25$$^{circ}$$Cの照射でもトラップされ、それは、包接化合物の分解温度にまで昇温したときに著しく後効果重合し、これも昇温とともに逐次重合が起るこれまでの包接重合とことなり、分子鎖の長いモノマー特有の後効果重合であることが分った。重合中はカナルの結晶格子の尿素が崩れながら進行する。ポリマーはTgとIRスペクトルに溶液重合のものとに差異が認められた。

論文

Trailing effect and copolymerization of long chain monomers and various monomers trailed in canal irradiated by $$gamma$$-ray in urea canal complexes

吉井 文男; 嘉悦 勲

Angewandte Makromolekulare Chemie, 69(1006), p.15 - 32, 1978/00

 被引用回数:3

ヘキサンジオールジアクリレート(HDDA)およびヘキサンジオールモノアクリレート(HDMA)が尿素と包接化合物をつくるときに引込み効果という現象、すなわちそれ自身では包接化合物を作らない比較的大きな分子でもHDDAおよびHDMAが共存すると、室温で包接化合物をつくるようになる。重合成の物質では最初の事実を見出した。その引込む割合は、HDDAの方がHDMAよりも大きく、分子サイズの小さいものほどその割合は大きくなるが、HDDAはスチレン程度であれば、等モル引込むことができる。これら引込まれた分子は放射線照射により共重合反応をし、HDDAの場合は、それ単独よりも重合率が大きく、また、引込む分子がアクリレートよりもメタクリレートの方が共重合反応しやすいことが分った。これにより、従来のようにごく限られたモノマーしか包接重合しなかったものから、より広い重合反応が可能となり、重合法としての一般性がでてきた。

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